
Mac OS X(Mojave、Sierra、El Capitan)で「エキスパートモード」の画面色調整ツールにアクセスする
Macユーザーは、コンピューターで使用する特定のモニターや画面で最適な色と画質を得るためにディスプレイキャリブレーションを行うプロセスに慣れているでしょう。キャリブレーションツールを最大限に活用するには、ユーティリティをエキスパートモードで実行する必要があります。以前はエキスパートモードはディスプレイキャリブレーションアシスタントですぐに表示されていましたが、最新バージョンのmacOSおよびOS Xではデフォルトで非表示になっています。そのため、一部のMacユーザーは、エキスパートモードの高度な色調整オプションがMac OS Xではなくなったと考えていますが、実際にはアクセスするために追加の手順が必要なだけです。
OS X El Capitan (10.11) 以降、macOS Sierra 10.12、High Sierra、および MacOS Mojave (10.14.x) では、ネイティブ ガンマとターゲット ガンマの調整のサポートを含むディスプレイ キャリブレーターのエキスパート モードにアクセスするには、簡単なトリックを使用して追加オプションを表示する必要があります。
Mac OSで画面の色を調整する方法
- システム環境設定を開いていない場合は開き、「ディスプレイ」設定パネルに移動し、通常どおり「カラー」タブに移動します。
- OPTIONキーを押しながら「キャリブレーション」をクリックすると、ディスプレイキャリブレータのエキスパートモードオプションにアクセスできます。
- Mac OS Xで通常通り画面の色調整プロセスを進めます
エキスパート モードの高度なカラー キャリブレーション ツールにアクセスするには、[キャリブレーション] をクリックするときに OPTION キーを押し続ける必要があります。OPTION キーを押さないとエキスパート オプションは表示されません。
まだお試しいただいていない方は、画面キャリブレーションを調整すると、Macに接続するディスプレイの見栄えを改善できます。私はMacBook Proの内蔵ディスプレイパネルも含め、常にディスプレイのキャリブレーションを行っています。デフォルトのガンマ設定は明るすぎると感じることが多いからです。一方で、ユーザーによっては明るさが足りないと感じる場合もあるからです。また、画面の色合いが寒色系や暖色系に偏っている場合も、キャリブレーションで修正できます。