
OS X 10.10.3 ベータ 2 がテスト用に利用可能になりました
AppleはOS X Yosemite 10.10.3の新しいベータ版をリリースしました。2番目のベータビルドは14D87hとしてリリースされ、Mac用の新しい写真アプリに引き続き重点が置かれています。
OS X 開発者プログラムに参加登録されている Mac ユーザーは、Mac App Store のアップデート機能、または OS X Dev Center ウェブサイトからアップデートを入手できます。パブリックベータ版をご利用の Mac ユーザーにも将来的にリリースが提供される可能性はありますが、現時点では開発者向けのリリースとなっているようです。
写真アプリは、Macユーザー向けの画像管理ツールとしてiPhotoに取って代わることを目指しています。iOS版の写真アプリと多くの共通点を持つOS X版の写真アプリは、見た目も似ており、iCloudフォトライブラリを重視しているため、OS X 10.10.3の特徴と言えるかもしれません。
OS X 10.10.3には、OS X Yosemiteのバグ修正や改善も含まれると思われますが、ダウンロードに付属するリリースノートには具体的な記載はありません。Yosemiteを使用している一部のMacユーザーは、Wi-Fiやネットワークの問題から、より広範なユーザビリティに関する懸念に至るまで、OS Xリリースに伴うバグや不具合の連続発生に悩まされています。
OS X 10.10.3 の一般公開の予定は不明ですが、現在、一般公開されている Mac OS の最新バージョンは OS X 10.10.2 です。
また、iPhone、iPad、iPod touch、Apple TV の開発者向けには、iOS 8.3 ベータ 2 と Xcode の新バージョンが別途提供されています。