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アクティビティモニターでアプリケーションが使用しているファイルとポートを確認する

アクティビティモニターでアプリケーションが使用しているファイルとポートを確認する

アクティビティモニターでプロセスの開いているファイルとポートを確認する

OS Xのタスク管理ツール「アクティビティモニタ」には、あまり知られていない優れた機能が搭載されており、特定のプロセスやアプリケーションがどのファイル、ポート、IPアドレスにアクセスしているかを正確に確認できます。使い方は以下のとおりです。

  1. /Applications/Utilities/にあるアクティビティモニタを起動します。
  2. 開いているファイルとポートを確認したいプロセスまたはアプリケーション名をダブルクリックします。
  3. 「開いているファイルとポート」タブをクリックします

リストはスクロール可能で、アプリケーション/プロセスがアクセスしているすべてのファイルへのフルパスが表示されます。アクセスされるシステムファイル、キャッシュ、plistなど、多くのユーザーにとって馴染みのないデータも多数含まれますが、システムの競合を解決したり、特定の問題をトラブルシューティングしたりする際に役立つ、識別しやすいパスも表示されます。同様のファイルシステムアクセスデータはコマンドラインツール opensnoop でも取得できますが、ほとんどのMacユーザーにとってはGUIのアクティビティモニタの方が使いやすいでしょう。

ポートは番号で識別され、アプリケーションによって開かれたアクティブなインターネット接続またはネットワーク接続のIPアドレスも確認できます。表示されるデータはやや粗いため、開かれているネットワーク接続をより簡単に閲覧したい場合は、無料のGUIツール「PrivateEye」をご利用ください。より技術的な知識をお持ちの方は、コマンドラインツール「lsof」を使ってIPアドレスとポートデータを表示することもできます。