
iPhone または iPad で見ているものを Siri に思い出させる
重要なメールを確認したり、ウェブページを読んだり、iPhoneやiPadで何か他の作業をしているときでも、後日改めてその作業について知らせてほしいと思うことがあるかもしれません。Siriは以前からイベントや位置情報に基づいたリマインダーを作成できていましたが、最新バージョンのiOSでは、iPhone 、iPad、iPod touchで現在見ているものをSiriがリマインダーとして知らせてくれる新機能が追加されました。
記事やメールを読んでいるときに「これは後でやらなきゃ」と思ったことがあるなら、Siriのこの機能がまさにぴったりです。使い方も実行もとても簡単で、画面にアクティビティが表示されていれば、以下の手順でSiriにリマインダーを送れます。
iOSでSiriに今見ているものを知らせてもらう
- iOS画面に、通知したいWebページ、記事、メールなどを読み込みます。
- ホームボタンを長押しして通常通りSiriを起動します(ハンズフリー機能が有効になっている場合は「Hey Siri」を使用します)。
- Siriに「これについて(いつ)(時間)にリマインドして」と伝えます。
- Siriはアイテムやイベントについてリマインダーを確認する。リマインダーがウェブページに関するものであればウェブページが記事として保存され、メールに関するものであればメールがリマインダーとして保存される。
これで、リマインダーは通常どおり設定されます。
具体的な例として、お気に入りのウェブサイト(もちろんosxdaily.com!)の記事を読んでいて、明日の朝に何か行動を起こすことを忘れないようにしたいとしましょう。Safariでそのウェブページを読み込んでいると仮定し、Siriを呼び出して「明日の午前9時にこれについてリマインダーを設定して」と言うだけで、Siriはリマインダーを設定し、ウェブページのタイトルをリマインダーに設定し、リマインダー内にURLを含めます。
簡単でとても便利です。特に外出中や忙しい時に、何か価値のあることや実行可能なことを思いついたけれど、すぐに行動に移すには適切なタイミングではない、という時に便利です。Siriに「後でリマインダーを送ってほしい」と伝えるだけで、Siriがまさにその通りにしてくれます。
これは Siri で利用できる数多くの機能のうちの 1 つにすぎません。この仮想アシスタントについてさらに詳しく知りたい場合は、ここで膨大なコマンド リストを見ることができます。ただし、「これについて通知する」などの一部の機能は、最新バージョンの iOS (9.0 以降) を実行している iPhone、iPad、および iPod touch モデルでのみ利用できることに注意してください。