
若き日のスティーブ・ジョブズがIBMに中指を立てる
これは1983年に若きスティーブ・ジョブズがIBMの看板に中指を立てている古典的な写真だが、高解像度のコピーをGoogle+に投稿したMacintoshの共同開発者アンディ・ハーツフェルドのおかげで、何年も経ってから再び広まっている。
以下は、スティーブ・ジョブズ氏がIBMに中指を立てている写真の背景にあるストーリーを説明する、若き日のジョブズ氏の面白い画像とともにヘルツフェルド氏が投稿した文章である。
2011年も終わりに近づき、スティーブ・ジョブズを偲んで、彼の反骨精神を物語る貴重な写真をもう一枚ご紹介します。1983年12月、Mac発売の数週間前、私たちはNewsweek誌に会うためニューヨークへ急遽出かけました。Newsweek誌はMacの特集記事の執筆を検討していたのです。写真は、当時私たちと付き合っていたワイルドなフランス人ジェットセッター、ジャン・ピゴッツィがマンハッタンを散歩中に偶然撮ったものです。どういうわけか、そのコピーを1枚手に入れることができました。編集者から本に載せてほしいと頼まれたのですが、当時IBMがまだApple向けのCPUを製造していたこともあり、許可をもらうには勇気がありませんでした。
その本とは『シリコンバレーの革命:Macの誕生秘話』で、初代Macintoshがどのようにして誕生したかを物語っています。このテーマは、最近出版されたスティーブ・ジョブズの伝記でも簡単に触れられています。
この写真はジョブズ氏と初期のアップルの競争心を示すもので、画像自体は以前から存在していたものの、高解像度のコピーが初めて公開された。
Apple の初期の頃、IBM は同社の最大の競争相手であり、ある種敵であると考えられていました。これは、ゴーストバスターズのパロディーや、もちろん最初の Mac を発表した 1984 年の有名なスーパーボウルのコマーシャルからも明らかです。
これは明らかにAppleの歴史、あるいはレトロコンピューティング時代のファンにとって興味深い部分です。しかし、数十年後の今を振り返ると、AppleはIBMよりもはるかに大きな時価総額を誇る巨大企業です。