
移行アシスタントまたはMontereyアップデート後にM1 Pro/Max Macでアプリがクラッシュする問題を修正
M1 Mac ユーザーの中には、Steam、Minecraft、Lightburn、0ad、Atom、Skype などのアプリや、その他の Rosetta アプリケーションがクラッシュしたり、起動できなくなったりすることに気付く場合があります。
この問題は、移行アシスタントを使用して新しいMacをセットアップした後に最も頻繁に発生するようですが、macOS MontereyからBig Surにダウングレードした、あるいはmacOS Big SurからmacOS MontereyにアップデートしたApple Silicon搭載Macでも発生する可能性があります。よくある例としては、移行アシスタントを使用して前世代のM1 MacBook Proから新しいM1 ProまたはM1 Max MacBook Proをセットアップした後、以前は問題なく動作していたアプリが新しいMacで突然クラッシュしてしまうことがあります。
アプリがクラッシュする問題は、Intel アプリを Apple Silicon アーキテクチャ上で実行できるようにするトランスレータである Rosetta を使用するアプリを開こうとした場合にのみ発生するようです。
この問題が発生した場合、アプリは起動時に開かずクラッシュし、次のようなエラー メッセージが表示されます。
例外の種類: EXC_BREAKPOINT (SIGTRAP)
例外コード: 0x0000000000000001, 0x00007ff7ffc73af0
例外メモ: EXC_CORPSE_NOTIFY
終了理由: SIGNAL 5 トレース/BPTトラップ: 5
終了プロセス: exc ハンドラ [31174]スレッドによってトリガーされました: 0
アプリケーション固有の情報:
アサーションに失敗しました [header->version <= kProjectSourceVersion]: ランタイム ライブラリがランタイムよりも新しいです (Library.cpp:99 init)
アプリがクラッシュする問題を解決する方法は非常に簡単です。macOS に Rosetta を再度インストールするだけです。
Rosetta 2 を再インストールする最も簡単な方法は、Spotlight で見つかるターミナル アプリケーションを開く (Command+スペースバーを押して「ターミナル」と入力) か、/Applications/Utilities/ フォルダーに移動して次のコマンド文字列を発行することです。
/usr/sbin/softwareupdate --install-rosetta --agree-to-license
「Return」キーを押してコマンドを実行し、Mac に Rosetta を再インストールします。
Rosetta のインストールが (再度) 完了したら、アプリを再起動してみてください。アプリは再び期待どおりに正常に動作するはずです。
このエラーや問題を経験しましたか?macOSにRosettaを再インストールすることで問題は解決しましたか?コメント欄であなたの体験をお聞かせください。