
OS X Lion は Safari ブラウザのみのモードで直接起動できます
OS X Lion は Safari ブラウザのみのモードで直接起動できます
Mac OS X Lionには、Safariウェブブラウザを直接起動できる興味深い機能が搭載されています。この機能は現在、Lion DP4とiCloudベータ版ソフトウェアをインストールし、「Macを探す」機能を有効にしているユーザーのみ利用可能ですが、7月のLion出荷時にはすべてのユーザーが利用できるようになる予定です。
Safari 専用モードには、いくつかの目的があります。
- 1) 盗難防止のためのセキュリティ機能として、アカウントパスワードを持たないユーザーは Safari のみを起動できるため、ファイルにアクセスすることはできませんが、オンラインになって Safari を使用すると、新しい「Mac を探す」ユーティリティにより Mac の位置情報がブロードキャストされます。
- 2) 回復補助として、Mac からロックアウトされたユーザーは、電子メールの確認などの重要なタスクを実行できるほか、Safari を使用して Apple のディスカッション ボードを検索してサポートを受けたり、Genius Bar の予約を取ったりすることもできます。
- 3) サンドボックス化されたウェブ キオスクとして、MacRumors は、Safari のみのモードでは「Lion が安全で匿名のウェブ キオスクとして簡単に機能できる、優れたサンドボックス モード」が提供されると示唆しています。
Lionでこの機能を今すぐご利用いただくには、iCloudベータ版をインストールする必要があります。インストール後、ユーザーロック画面で「Safariで再起動」オプションが表示されます。最新のLion Dev Preview、iCloud、および「Macを探す」が有効になっていない場合、この機能はまだご利用いただけません。
これはMacRumorsユーザーによって発見され、スクリーンキャプチャのソースでもあります。