
Mac OS Xでズームウィンドウを使用する
OS X Lionやその他の新しいMac OS Xバージョンでズームを有効にする際のもう1つのオプションは、画面全体にズームするのではなく、小さなフローティングズームウィンドウを使用することです。これにより、画面上の要素の上に浮かぶ小さなズームウィンドウ(仮想の虫眼鏡のような)を使用して、画面上の要素にズームインできます。
これはアクセシビリティ機能ですが、多くのMacユーザーにとって便利です。また、より広いズーム機能で提供される全画面拡大よりも、この機能を好むユーザーもいるかもしれません。MacOSとMac OS Xでこの機能を有効にする方法をご紹介します。
Macでズームウィンドウを使う方法
Mac OS X でホバーズームウィンドウを有効にする方法は次のとおりです。
- Appleメニューから「システム環境設定」を開き、「アクセシビリティ」をクリックします(OS Xの以前のバージョンでは、これが「ユニバーサルアクセス」環境設定パネルとして表示されます)。
- 「ズーム」セクションをクリックします(以前のバージョンでは「見る」タブとして表示され、「ズーム」を選択します)。
- Mac OS 10.12以降、Mac OS X 10.9以降:「スクロールジェスチャと修飾キーを使ってズームする」のチェックボックスをオンにし、「ズームスタイル」メニューのプルダウンから「ピクチャーインピクチャー」を選択します。
- OS X 10.8以前:「オン」ボタンを選択し、「ウィンドウを拡大」の横にあるチェックボックスをクリックします。
これは、macOS 10.12、10.11、OS X 10.9、OS X 10.10 を含む最新バージョンの Mac OS X での適切なピクチャー イン ピクチャーとズーム設定パネルの外観です。
この小さなズーム ボックスは、小さな長方形のフローティング ウィンドウとして画面上に表示され、その上にマウスを置いた要素を拡大します。
古いバージョンの Mac OS システム ソフトウェアをお使いの場合、OS X 10.8 以前のバージョンでのズーム ボックス設定は次のようになります。
デフォルトのズーム ショートカットは、Ctrl キーを押しながらスクロールですが、ユニバーサル アクセス パネルのズーム セクションの下にある [オプション] ボタンをクリックすると、これやその他の側面を調整できます。
Preview.app にあるものと同様の仮想拡大鏡ですが、画面に表示されるすべてのものを対象としています。