
Mac App Storeの隠しデバッグメニューを有効にする
Mac App Storeには、シンプルな defaults write コマンドで有効化できる隠しデバッグメニューがあります。このメニューには、明らかに社内開発向けに設計された、興味深いオプションや調整機能が多数含まれています。
デバッグ メニューの興味深い部分の一つは、「デバッグ パネル」です。ここには、「購入チェックを有効にする」、アプリケーションと配布の署名、AppleID 認証サーバーの調整機能、認証サーバーを「偽装する」機能 (おそらく内部テスト用)、ダウンロードとインストールのログ オプション、Mac App Store GUI の調整 (下のスクリーンショットを参照) など、有効または無効にできるさまざまな隠し設定と機能があります。
警告:これらの隠されたオプションが何をするのかは誰にも分かりませんが、何らかの理由があって隠されていると考えて間違いないでしょう。App Storeアカウントに問題が発生しても、当社は一切責任を負いません。
Mac App Storeの隠しデバッグメニューを有効にする
注意事項はさておき、非表示のデバッグ メニュー オプションを有効にする方法は次のとおりです。
- Mac App Storeを終了する
- ターミナルを起動します(/Applications/Utilities/にあります)。
- ターミナルに次のコマンドを入力し、Return キーを押します。
- Mac App Storeを再起動します。デバッグメニューはメニューバーの「ヘルプ」の隣にあります。
defaults write com.apple.appstore ShowDebugMenu -bool true
これでデバッグメニューが有効になります。Mac App Storeの仕組みを垣間見ることができるので興味深いですが、特定の設定を有効にしたり調整したりすることはお勧めしません。
自分でメニューを有効にしたくない場合は、以下のスクリーンショットでデバッグ パネルのオプションを確認できます。
デバッグメニューは、MarsEditとFlexTimeを開発するMac開発会社Red Sweater Softwareによって発見されました。Red Sweaterは、このメニューとそのオプションについて次のように述べています。
これらのオプションが何をするのかは誰にも分かりませんし、いじくり回すとMacやApp Storeアカウントに深刻なダメージを与える可能性もあります。でも…ちょっと見てみたら、きっと損はないはず…ですよね?
隠しメニューについても、私たちと同じ意見です。RedSweaterさんは、デバッグメニューは次回のApp StoreとMac OS Xのソフトウェアアップデートで削除される可能性が高いので、今のうちに楽しんでおくことを勧めています。とにかく、隠し設定をチェックするのは楽しいですが、無謀なことはしないでください。