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Macがスリープしない?原因と解決方法

Macがスリープしない?原因と解決方法

Macがスリープ状態にならない理由を見つける

稀にMacをスリープ状態にしようとしたのに、なかなかスリープしないという場合、何が原因なのかを簡単に調べる方法があります。これは少々技術的なアプローチですが、自動スリープなどの機能がなぜ機能しないのかと困惑している人にとって、良い出発点となり、問題の迅速な解決につながるはずです。

コマンドラインでMac OS Xのスリープ防止の原因を特定する

これは、Mac がスリープしない理由と Mac ディスプレイがスリープしない理由の両方を特定するのに役立ちます。

  • /Applications/Utilities/ からターミナルを起動し、次のコマンドを入力します。
  • pmset -g assertions

  • 報告されたアサーションリストで、名前の横に「1」が付いている項目を調べて、Macが起動しない原因を見つけます。

たとえば、次のようなものを見たとします。

$ pmset -g assertions
7/11/12 10:45:33 PM PDT
Assertion status system-wide:
PreventUserIdleDisplaySleep 0
CPUBoundAssertion 0
DisableInflow 0
ChargeInhibit 0
PreventSystemSleep 0
PreventUserIdleSystemSleep 1
NoIdleSleepAssertion 1
ExternalMedia 0
DisableLowPowerBatteryWarnings 0
EnableIdleSleep 1
NoRealPowerSources_debug 0
UserIsActive 0
ApplePushServiceTask 0

Listed by owning process:
pid 1827: [0x000000bb012c01f1] PreventUserIdleSystemSleep named: "com.apple.audio.'AppleHDAEngineOutput:1B,0,1,1:0'.noidlesleep"

「アイドル時にスリープ」機能が無効になっていることにお気づきでしょうが、本当に注目すべきはリストの下部、「所有プロセス別リスト」レポートで、PreventUserIdleSystemSleepが有効になっている理由としてcom.apple.audioが表示されていることに注目してください。なぜでしょうか?iTunesが起動して音楽を再生しているため、コンピュータはアイドル状態ではないからです。

スリープに関する問題が長引いていて、上記のヒントを試しても解決しない場合は、ハードウェアや電源管理の不具合に関連するスリープの問題は、SMCリセットで解決できることが多いです。また、別のコマンドラインのヒントでは、Macがスリープ解除した原因を調べる方法を紹介しています。Macのスリープを妨げている原因と同じものが、Time Machineやスケジュールバックアップなど、Macのスリープ解除にも影響している場合があります。

これはLifehackerからの便利なヒントで、Windowsパソコン向けの同様のヒントも掲載されています。さらに役立つ情報として、Appleのこのトピックに関する記事もぜひご覧ください。