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Mac OS Xでターゲットディレクトリまたは埋め込みパスに高速に保存する方法

Mac OS Xでターゲットディレクトリまたは埋め込みパスに高速に保存する方法

OS X の奥深くに埋もれた長いパスを持つターゲットディレクトリに、ファイルを素早く保存したいと思ったことはありませんか? 便利な「フォルダへ移動」ショートカットを使えば、まさにそれが実現できます。保存先のパスが分かっているか、クリップボードに保存してあれば、「保存」ダイアログウィンドウ内をクリックして深いディレクトリ構造をたどる必要さえありません。

フルパスを指定してターゲットの保存先に保存する

保存ダイアログの「フォルダーへ移動」機能を使用して、目的の場所に移動せずにファイルをすぐに保存する方法は次のとおりです。

  • 通常どおりにファイルを保存してください(名前を付けて保存やエクスポートも機能します)
  • 保存ダイアログウィンドウで、Command+Shift+Gを押してフォルダへ移動ホバーウィンドウを呼び出します。
  • 希望のパス(例: ~/Desktop/test/folder/)を貼り付けて、リターンキーを押します。
  • もう一度リターンキーを押して、ファイルをその場所に保存します。

Mac OS Xでターゲットディレクトリに高速に保存する

送信先のパスが既に分かっている場合は、保存ウィンドウ内をあれこれクリックして移動するよりもずっと早く移動できます。これは、bashスクリプトやAutomatorを使った自動化アクションに非常に役立つテクニックです。

パスにファイル名を含めることができます

パスにファイル名も指定することで、さらに改善できます。次のようになります。

~/Test/Folder/Buried/InOtherFolder/Take/A/While/To/ClickTo/NotAnymore.txt

パスにファイル名を含めると、すぐに適用されます。ただし、ファイル拡張子はファイルの種類と一致している必要があります。一致していないと、NotAnymore.txt.rtf のように二重の拡張子になってしまうため、ご注意ください。

タブ補完、ドラッグ&ドロップなど

Unix 環境の方には、移動ウィンドウにタブ補完機能が搭載されていることにきっと驚かれることでしょう。また、Finder ウィンドウを既に開いている場合は、それを移動フォルダにドラッグ&ドロップすることで、フルパスを印刷できます。これらの機能や、OS X Finder や「開く」ダイアログウィンドウでも使える強力なキーボードショートカット「フォルダへ移動」について詳しくは、こちらをご覧ください。これはパワーユーザー向けの便利なテクニックの一つですが、使い方さえ覚えれば誰でも簡単に使えるようになります。

これがどのように機能するのかよくわからないですか?以下の短いビデオでは、ダイアログボックスをクリックしてターゲットディレクトリにアクセスすることなく、デスクトップ上の埋め込みパスにRTFファイルを保存する基本的なワークフローを説明しています。

ヒントのアイデアを提供してくれたアルノに感謝します