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iTunes、Mac OS X、iOS の Cover Flow に代わりタッチ スパイラル インターフェイスが登場?

iTunes、Mac OS X、iOS の Cover Flow に代わりタッチ スパイラル インターフェイスが登場?

スパイラルUIでカバーフローを置き換える

私はいつも Cover Flow の見た目が好きで、iTunes のアルバムや Mac OS X のファイルをめくるのにぴったりな方法だと思っていました。しかし、最近発見された Apple の特許により、iTunes アルバム、さらには Mac OS X Finder と iOS アプリの両方でファイルをナビゲートするためのタッチ反応型スパイラル ユーザー インターフェイスが明らかになったため、Cover Flow の時代は終わりに近づいているかもしれません。

上記の特許画像でわかるように、ファイルスパイラル内のアイテムはタッチ操作に対応しており、スパイラル内のアイテムを「掴んで」仮想3D空間で操作することができます。この特許はiTunesのプレイリストに特化したもののようですが、Cover FlowがiTunes、iOS、Mac OS Xに含まれていることを考えると、このタッチスパイラルはCover Flowが現在存在するあらゆる場所で利用できるようになる可能性は十分にあります。

この特許には、Time Machineのインターフェースに似た外観と機能を持つ代替の「V」字型インターフェースも記載されており、アイテムが仮想空間内を前後に移動します。以下は「V」字型UIの特許画像です。

カバーフローを置き換えるv ui

PatentlyApple によって明らかにされた特許の使用法は、次のように解釈されています。

結局のところ、スパイラルデザインと後退V字デザインにはそれぞれ独自の位置づけがあると思います。後退V字デザインは、AppleのFinderにおけるCover Flowの置き換えとして自然な流れと言えるでしょう。それほど劇的な変化ではなく、優れた視野角を提供してくれます。それがそもそもの変更の目的です。Appleが提案するスパイラルデザインは、iTunes向けです。Appleは、これを別の表示オプションにするか、Cover Flowを置き換えるだけで済みます。iPadのようなタッチディスプレイに最適化されているように見えますが、iPhoneよりも操作性が高いでしょう。Appleが今後、これらの新しいUI要素をどのように導入していくのか、興味深いところです。

このスパイラルと V UI が Mac OS X に表示されると仮定すると、既存の Cover Flow インターフェースと同様に、スクロールホイールを使用してスパイラル内を移動することで、マルチタッチ入力デバイスとマウスの両方に応答することになると思います。