
App Storeを使わずにMac OS Xをアップデートする方法
コマンドライン ソフトウェア更新ツールを使用すると、App Store を使用せずに Mac OS X システム ソフトウェアを更新できます。
これは、ソフトウェア更新システムが主に Mac App Store を通じて処理されるものの、リモート管理の状況で時々問題が発生したりアクセスできなくなったりする可能性がある、Mac OS X の新しいバージョンを実行している Mac ユーザーにとって特に便利です。
Mac App Storeを使わずにMac OS Xシステムソフトウェアをアップデートする方法
まず、/Applications/Utilities/ にあるターミナルを起動します。
利用可能なソフトウェア アップデートを一覧するには、次のコマンドを使用します。
sudo softwareupdate -l
利用可能なすべてのソフトウェア アップデートは、次のコマンドでインストールできます。
sudo softwareupdate -i -a
以下にリストされている特定の更新プログラムをインストールします。
sudo softwareupdate -i PackageName
softwareupdate コマンドは、主要なシステム ソフトウェア コンポーネントと更新のみを処理し、サードパーティ アプリケーションは更新しません。
なお、App Store からダウンロードした一般的なアプリケーションは、Mac App Store を通じてアップデートする必要があり、この方法では端末を通じてアップデートすることはできません。
以下のビデオ チュートリアルでは、iTunes にアップデートをインストールするときにこれがどのように機能するかを説明します。
上級の Mac ユーザーであれば、softwareupdate コマンドが以前から存在していることはご存じでしょうが、新しい App Store ベースのソフトウェア更新システムにより、このコマンドはこれまで以上に便利になりました。
このコマンドラインアプローチは、macOS High Sierra、macOS Sierra、Mac OS X El Capitan、Mac OS X Yosemite、Mac OS X Mavericks、Mac OS X Mountain Lionなど、システムソフトウェアアップデートにMac App Storeを使用するすべてのMac OS Xバージョンで動作します。経緯としては、Mac OS X 10.8からMac OS X 10.13まではMac App Storeがシステムソフトウェアアップデートの処理を開始していましたが、macOS Mojave 10.14およびCatalina 10.15以降では、システム環境設定の「ソフトウェア・アップデート」コントロールパネルで処理できるようになりました。ソフトウェアアップデートのコマンドラインツールは、これらのすべてのバージョンで動作します。