
Mac OS Xで「アイテムを削除できないため、ゴミ箱に移動できません」というエラーを修正する
Macからファイルやフォルダを削除するのは、通常は削除したい項目をゴミ箱にドラッグするだけですが、稀に思った通りに動作しないことがあります。ファイルを削除しようとした際に発生する奇妙なエラーの一つは、何かをゴミ箱に送ろうとした際に「項目「filename.ext」は削除できないため、ゴミ箱に移動できません。」というメッセージが表示されることです。
このエラー メッセージは、正確には説明的でも役に立つものでもありませんが、Finder に関連するバグであると思われるため、通常、Finder を終了して再起動すると、問題はかなり簡単に解決されます。
これを実現するにはいくつかの方法がありますが、おそらく最も簡単なのは、おなじみの強制終了ショートカットです。
- Command+Shift+Escapeを押して強制終了メニューを表示し、Finderを選択して「再起動」を選択します。
Dock の Finder アイコンを Option キーを押しながら右クリックすると、同じオプションが表示されます。
コマンドラインユーザーの場合は、ターミナルアプリで killall コマンドを選択することもできます。
どちらの方法を選ぶにしても、Finderが完全に読み込まれるまで待つ必要があります。Finderが再び開いたら、Command+Deleteキーでゴミ箱に送るか、OS X Dockのゴミ箱アイコンにドラッグ&ドロップすることで、ファイルを意図したとおりに削除できるはずです。これはかなり基本的なトラブルシューティングですが、確かに効果があり、Appleフォーラムでのユーザーの反応を見る限り、かなり長い間このエラーの解決に役立っているようです。
問題のファイルがロックされている場合、実際にファイルを削除しようとした際に、ゴミ箱に入っている別のエラーが発生する可能性があります。その場合は、内容がロックされているかどうかにかかわらず、ゴミ箱を強制的に空にすることで簡単に解決できます。
このようにファイルをゴミ箱に移動できない問題は、Finder のバグである可能性があります。ただし、転送途中のファイルでこのメッセージが表示されることはよくあるため、ローカルファイル共有やインターネットからのダウンロードによって転送途中のファイルを誤って削除してしまうことを防ぐための保護機能である可能性もあります。Finder からファイルをゴミ箱に移動しようとした際にこのエラーメッセージが表示される場合は、この状況にご注意ください。進行中のファイル転送を停止することで解決できる場合があります。