
MacOSでDockの自動表示/非表示を高速化する方法
macOSを少しだけ高速化するためのちょっとした調整方法の一つは、Dockの自動非表示と自動表示の時間を短縮することです。これは明らかに、Dockをデフォルトで非表示にしているMacユーザーにのみ当てはまります。強調したいのは「高速化」です。なぜなら、非表示のDockが表示されるまでのわずかな遅延は解消されるものの、Macの動作速度が実際に向上するわけではないからです。とはいえ、体感できる違いは明らかで、自動非表示の遅延がなくなることでDockの使用感は確かに速くなります。それでは早速、その詳細を見ていきましょう。
MacOSでDockの自動非表示の遅延を削除する方法
自動非表示の遅延をなくすことで、カーソルがMac画面の下部に移動したときにDockがより速く表示されるようになります。defaultsコマンドを使ってこれを行う方法は次のとおりです。
- /Applications/Utilities/、Spotlight、またはLaunchPadからターミナルアプリを開きます
- ターミナルのコマンドプロンプトで、次の文字列を正確に入力します。
- リターンキーを押す
- Dockが再起動し、自動非表示の遅延がなくなり、Dockの速度が向上します。
defaults write com.apple.dock autohide-delay -float 0;killall Dock
これで、カーソルを画面の下部(または Dock が配置されている場所)にスワイプして Dock にアクセスすると、デフォルト設定である少しの遅延なしに、すぐに Dock が表示されるようになります。
違いは微妙なので、気づかないユーザーもいるかもしれません。しかし、Dockの自動非表示機能を使うヘビーユーザーなら、違いを実感できるでしょう。Dockの表示と非表示が格段に速くなったことに気づくでしょう。
Dockを自動的に表示/非表示にする設定(最新のmacOS SonomaまたはVentura、あるいはそれ以前のバージョンでも)がない場合は、このヒントは明らかに当てはまりません。Dockの自動表示/非表示機能をお使いの方は、MacでのDockの使用速度をさらに調整したい場合は、アニメーションの速度を変更することもできます。
この defaults コマンドは実に長い間使用されており、macOS Sonoma、Venture、Monterey、さらにそれ以前のバージョンの MacOS でも動作します。