
Mac OS Xの初期バージョン(10.3、10.2、10.1)でDNSキャッシュをクリアする
ウェブサイトにアクセスしたり、DNSルックアップを行うたびに、IPアドレスがキャッシュされます。これは多くの人にとって便利なものですが、特にサーバーを移動させる管理者にとっては、非常に厄介な問題となることがあります。システム管理者(そしてその他の方)にとって役立つであろうこのクイックヒント集では、Mac OS Xシステムソフトウェアの初期リリースバージョン(10.4、10.3、10.2、10.1、そして10.0など)におけるDNSキャッシュのフラッシュ方法を解説します。
OS X 10.10.x Yosemite 以降などの新しいバージョンを使用している場合でも、心配しないでください。DNS ダンプを実行する方法へのリンクもそこにあります。
まず、Mac OS XでDNSキャッシュをクリアするには、必ずターミナルから実行する必要があります。このコマンドはOS Xのバージョンによって異なります。そのため、システムで使用しているOS Xのバージョンに応じて、以下のコマンドを使用してください。
Mac OS X 10.4、10.3、10.2などの古いリリースでDNSをクリアする
Mac OS X 10.4、Mac OS X 10.3、Mac OS X 10.2、Mac OS X 10.1 などの Mac OS X のバージョンでは、単純な lookupd コマンドを使用できます。
lookupd -flushcache
その他の作業は必要ありません。DNS がキャッシュをダンプするだけで完了です。
Apple は Mac OS X の後のバージョンで変更を行いましたが、Mac OS X 10.5 Leopard では代わりに dscacheutil と次の構文を使用する必要があります。
dscacheutil -flushcache
もう一度、リターンキーを押せば完了です。
おそらくご想像のとおり、OS X のそれ以降のバージョンでは、Apple がリリースしたほぼすべてのバージョンの Mac OS X で DNS キャッシュをフラッシュする方法が再び変更されました。
- OS X Yosemite (10.10.x) 以降で discoveryutil を使用して DNS キャッシュをフラッシュする
- OS X 10.9 Mavericks、10.8 Mountain Lion、10.7 Lion、10.6 Snow Leopard での DNS キャッシュのフラッシュ
Apple は将来的に DNS 構成を再度調整する可能性がありますので、OSXDaily.com をブックマークしてください。必ず取り上げます。